【大阪市住吉区のリースバック実例】「おすすめしません」とお伝えした理由|お客様の利益を優先した弊社(ヤマトハウステック)の判断

「リースバックをお願いしたいのですが、一度相談できますか。」

ある日の午後、大阪市住吉区にある弊社(株式会社ヤマトハウステック)の事務所へ、一人の女性が来店されました。

年齢は60代後半。

住吉区内で長年暮らしてきた戸建て住宅にお住まいで、お一人で生活されているとのことでした。

事前にお電話でご予約をいただいていましたが、「まずは話だけでも聞いてみたい」というお気持ちでお越しになったそうです。

私たちは日々リースバックのご相談をお受けしていますが、その場で契約のお話を進めることはありません。

まずは「なぜリースバックを考えているのか」を丁寧に伺うことから始めています。

「引っ越しが面倒なので、リースバックがいいと思いました」

最初にお聞きした理由は、とても率直なものでした。

「家を売ろうとは思っているんです。でも、この年齢になって引っ越しをするのが億劫で……。リースバックならそのまま住めると聞いたので相談に来ました。」

住宅ローンはすでに完済。

生活費に困っているわけでもなく、事業資金が必要という事情もありません。

競売や差押えの心配もなく、売却を急ぐ事情もありませんでした。

話を進めるうちに、こんなお話もしてくださいました。

「実は一人暮らしなので荷物もそれほど多くないんです。ただ、新しい家を探したり、荷物をまとめたりすることを考えると気が重くて……。」

つまり、「絶対に今の家に住み続けなければならない事情」があるわけではなく、「引っ越しが面倒」というお気持ちが、リースバックを検討する最大の理由だったのです。

私たちはリースバックをおすすめしませんでした

リースバックには多くのメリットがあります。

売却後も住み続けられること。

まとまった資金を確保できること。

生活環境を変えずに済むこと。

一方で、一般的な仲介売却と比較すると、買取価格が低くなる傾向があります。

これは買主が将来的な空室リスクや家賃滞納リスク、建物の維持管理費用、再販売リスクなどを負担するためです。

そのため、お客様の状況によっては、リースバックよりも一般的な売却の方が大きなメリットになるケースがあります。

今回のご相談者様はまさにそのケースでした。

住み続ける必要性は高くない。

売却を急いでもいない。

一人暮らしで住み替えもしやすい。

そのような状況であれば、無理にリースバックを選ぶ必要はないと判断しました。

「住吉区なら中古住宅の需要も十分あります」

物件を拝見すると、周辺環境も良く、住吉区内でも中古戸建てとして十分需要が見込める立地でした。

「もし私がこの立場なら、時間をかけて仲介で売却することを選びます。」

そう率直にお伝えしました。

もちろん、自社でリースバックをご契約いただければ事業にはなります。

しかし、それがお客様にとって最善とは限りません。

私たちは、その時点でリースバックのご提案を取り下げました。

中古戸建ての売却が得意な不動産会社をご紹介

そこで、お客様には住吉区周辺で中古戸建ての販売実績が豊富な不動産会社をご紹介しました。

エリア特性を理解し、購入希望者を多く抱えている会社であれば、リースバックより高い価格で売却できる可能性があると考えたためです。

「せっかく相談に来たのに、お断りするような形になって申し訳ありません。」

そうお伝えすると、お客様は少し驚いた表情をされながらも笑顔でこう返してくださいました。

「売りたいから何でも勧められると思っていました。でも、本音で話してくださって安心しました。」

その言葉は、今でも印象に残っています。

数か月後、一本のお電話をいただきました

ご紹介した不動産会社で販売活動を進めた結果、無事に買主様が見つかったそうです。

「教えていただいた会社にお願いして本当に良かったです。」

「結果的にリースバックよりも高く売れました。」

お礼のお電話をいただいた時、私たちも心から嬉しく思いました。

リースバックの契約にはなりませんでしたが、お客様にとって納得できる結果につながったからです。

リースバックは万能ではありません

近年、「リースバック」という言葉を耳にする機会が増えました。

大阪市住吉区でもご相談件数は年々増えています。

しかし、リースバックはすべての方に向いている制度ではありません。

住み続けることが最優先なのか。

売却価格を重視したいのか。

資金化を急いでいるのか。

家族構成や将来設計はどうなのか。

こうした条件によって、最適な選択肢は大きく変わります。

ヤマトハウステックが大切にしていること

私たちは「リースバックありき」でご提案することはありません。

お客様のお話をじっくり伺い、状況によっては一般仲介や業者買取、住み替えなど、別の方法をご提案することもあります。

実際に住吉区の今回のケースでも、リースバックをおすすめしないという判断をしました。

結果として、その判断がお客様の利益につながり、感謝のお言葉をいただけたことは、私たちにとっても大きな励みになっています。

もし大阪市住吉区でリースバックをご検討されている方がいらっしゃいましたら、「本当にリースバックが最適なのか」という視点も含めて、一度ご相談ください。

契約を目的にするのではなく、お客様にとって最善の選択肢を一緒に考えることが、ヤマトハウステックの役割だと考えています。

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