シロアリ駆除

シロアリには
「予防」と「駆除」が必要な理由とは?

大事な家に深刻な被害を及ぼすのが「シロアリ」です。
たかが「害虫」と思って、侮っていると大変なことになります。
こちらではシロアリには「予防」と「駆除」が必要な理由についてわかりやすくご紹介します。

シロアリには「予防」と「駆除」が必要な理由とは?

大事な家に深刻な被害を及ぼすのが「シロアリ」です。
たかが「害虫」と思って、侮っていると大変なことになります。
こちらではシロアリには「予防」と「駆除」が必要な理由についてわかりやすくご紹介します。

シロアリとは何か?

シロアリとは、湿った木材をエサにする家の害虫のことです。

一般的には「アリ」の仲間と思われていますが、アリとはまったく関係がなく「ゴキブリ」の仲間です。

シロアリが危険な理由

シロアリが危険な理由は、家の中に大量に入り込み、木材を内側から食べることです。

シロアリに食べられると、柱や梁(はり)の中身はスカスカになり空洞になってしまいます。

結果、地震などが起こると、柱や梁は「ポキッ!」と折れ、家は倒壊するかもしれません。

もし家の中で1匹でも見つけたら、大量のシロアリが家の中にいると思ってください。

具体的に家に被害を及ぼすシロアリは「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」の2種類です。

シロアリ予防とは?

シロアリ予防とは、シロアリを家に寄せ付けないようにする対策のことです。

具体的には「家の消毒」をすることです。

家の消毒では、人が家の床下にもぐり消毒を散布します。

消毒の効果は5年程度です。

シロアリ駆除とは?

シロアリ駆除とは現在、家の中の木材を食い荒らしているシロアリを追い出したり、退治することです。

一般的な駆除には「バリア工法」が行われます。

バリア工法とは、家へのシロアリの侵入を防ぐために薬剤を使って床下や土台の木部などに防御壁を構築することです。

主なバリア工法は次の通りです。

  • 木材(被害箇所)への薬剤の注入処理
  • 木材(床組)や土壌表面全体に薬剤の散布
  • 玄関や浴室タイルの目地から薬剤の注入

シロアリの「予防」や「駆除」の必要性

もしシロアリの予防や駆除を行っていないと、将来大切な家が倒壊するかもしれません。

とくに怖いのが「イエシロアリ」です。

理由はイエシロアリは食害のスピードが速く、かつ大量に家の中に入ってくるからです。

仮に100万匹のイエシロアリがスギの柱を食べると、1年間に3本弱も食べてしまうともいわれています。

「うちは大丈夫・・・」と油断はせずに、まずは点検依頼をご検討ください!

シロアリ駆除施工の流れ

床下に入る周辺部の養生

希釈して薬剤を準備

土台・束柱に薬剤を吹き付け

土間に土壌処理剤を散布

被害部の処理

全面に散布して終了

よくある質問

Q
シロアリ予防は必要ですか?
A

シロアリは木材を食べ、建物の構造を傷つける恐ろしい存在です。早期発見と適切な予防対策が重要で、新築時や定期的な予防処理を行うことをおすすめします。予防対策を怠ると、修理に多額の費用がかかったり、建物の資産価値が下がったりする可能性があります。

Q
シロアリ予防の有効期間はどのくらいですか?
A

シロアリ対策のプロフェッショナルが一致して推奨しているのが、5年に1度の定期的な予防処理です。薬剤の効果が約5年間持続し、業界基準の保証期間も5年間となっているためです。5年を過ぎると再度処理を行う必要があります。

Q
シロアリ予防にはどのような方法がありますか?
A

主な予防方法には、薬剤散布、ベイト工法、物理的防御があります。薬剤散布は高い効果が期待できますが、人体や環境への影響が懸念されます。ベイト工法は環境に優しいですが、効果発現に時間がかかります。物理的防御は薬剤を使わずに済みますが、完全な防御は難しく、コストも高くなる傾向にあります。

Q
シロアリ予防のタイミングはいつが適切ですか?
A

新築時、リフォーム時、そして建物の築年数に応じた5年ごとの定期的な予防が重要です。新築時や部分的なリフォームの際に予防対策を行うと効率的です。また、築年数が25年以上の古い住宅では、構造部分の劣化も考慮する必要があります。

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