リースバックの買取価格と家賃はいくら?実際の平均データから目安を解説

リースバックを検討されている方から、

「自宅はいくらくらいで買い取ってもらえるの?」

「売却した後の家賃はいくらになる?」

「買取価格が高くなると家賃も高くなるの?」

といったご質問をよくいただきます。

リースバックは、自宅を売却して資金を受け取り、その後は家賃を支払いながら同じ家に住み続ける仕組みです。

そのため、「いくらで売れるか」だけでなく、「売却後の家賃がいくらになるか」までセットで考えることが重要です。

今回は、弊社が実際に保有しているリースバック物件のデータを集計し、平均買取価格や平均家賃をご紹介するとともに、買取価格と家賃がどのように決まるのかを解説します。

弊社のリースバック物件の平均買取価格・平均家賃

現在弊社が保有しているリースバック物件を集計したところ、平均値は以下のようになりました。

平均買取価格:8,469,139円(約847万円)

平均家賃:73,322円/月(約7.3万円)

平均家賃を年間に換算すると879,864円となり、平均買取価格に対する表面利回りは約10.39%です。

これは、実際に弊社が取り扱っている物件を集計した結果であり、リースバックを検討する際の一つの参考値になります。

ただし、すべての物件がこの金額や利回りになるわけではありません。

物件の所在地や資産価値、築年数、将来の売却のしやすさなどによって、実際の買取価格や家賃は変わります。

買取価格から家賃の目安を考えると?

今回の実績平均である表面利回り約10.39%を使って単純計算すると、買取価格ごとの家賃はおおよそ次のようになります。

買取価格家賃の参考目安
500万円約43,000円/月
800万円約69,000円/月
1,000万円約87,000円/月
1,500万円約130,000円/月
2,000万円約173,000円/月

例えば、自宅を1,000万円で売却する場合、今回の平均値をそのまま当てはめると月額家賃は約87,000円です。

一方、「家賃を月7万円程度に抑えたい」という場合には、同じ考え方で逆算すると、買取価格は約800万円前後が一つの参考水準になります。

このようにリースバックでは、買取価格を上げれば受け取れる資金は増えますが、それに伴って家賃も高くなる傾向があります。

そのため、買取価格だけを比較するのではなく、売却後の家賃まで確認することが大切です。

※上記は弊社の実績平均から単純計算した参考例であり、実際の査定条件を保証するものではありません。

なぜ物件によって家賃や買取条件が違うの?

リースバックの買取価格や家賃は、一定の利回りだけで機械的に決まるものではありません。

例えば、駅に近い、土地としての価値が高い、将来的に売却しやすいといった物件であれば、将来の売却リスクが比較的小さいため、条件を調整できる場合があります。

一方、築年数が古い、再販売に時間がかかりやすい、再建築に制限があるといった物件では、将来発生する費用や売却リスクも考慮する必要があります。

弊社では主に次のような項目を確認しています。

  • 土地・建物の資産価値
  • 周辺の売買相場や成約事例
  • 築年数・建物の状態
  • 将来的な再販売価格
  • 固定資産税
  • マンションの管理費・修繕積立金
  • 将来的なリフォーム費用や解体費用
  • 接道状況や再建築の可否
  • 物件の売却しやすさ(流動性)

特にリースバックでは、現在の建物価格だけではなく、将来お客様が退去された後、その不動産をどのように活用・売却できるかも査定の重要なポイントになります。

リースバックは「いくら必要か」から考える方法もあります

リースバックを検討すると、「できるだけ高く買い取ってほしい」と考えるのは自然なことです。

しかし、必ずしも買取価格を最大限まで高くすることがお客様にとって最適とは限りません。

例えば、

住宅ローンの残債が700万円あり、その他に必要な資金が100万円であれば、「最低でも800万円程度確保したい」という考え方ができます。

そこで800万円の買取条件と家賃を確認し、その家賃を今後無理なく支払っていけるかを考えます。

反対に、「できるだけ多く現金を手元に残したい」という場合には、買取価格を上げた場合に家賃がどこまで上がるのかを確認します。

つまり、リースバックでは、

① 必要な資金はいくらか

② 毎月いくらまでなら家賃を支払えるか

③ あと何年間住み続けたいか

この3つを整理しておくと、自分に合った条件を判断しやすくなります。

長く住む予定なら「毎月の家賃」は特に重要

売却時に100万円多く受け取れる条件でも、家賃が月額1万円高くなれば、5年間では60万円、10年間では120万円の差になります。

そのため、長期間住み続ける予定の方ほど、売却時に受け取れる金額だけではなく、入居期間を含めた総負担額で比較することが重要です。

一方で、

「1~2年後には引っ越す予定」

「一時的にまとまった資金が必要」

「将来的に買い戻したい」

といった場合には、重視すべき条件が変わります。

リースバックを比較するときは、単純に「A社は1,000万円、B社は900万円だった」という買取価格だけではなく、家賃・契約期間・更新条件・買戻し条件なども含めて比較することをおすすめします。

査定を依頼するときは希望条件を伝えることが大切

弊社では、リースバックのご相談時に物件の査定だけでなく、お客様のご希望についても確認しています。

例えば、

「住宅ローンを完済できる金額は確保したい」

「できれば家賃を7万円以内にしたい」

「5年以上は住み続けたい」

「数年後に買い戻したい」

「できるだけ多く現金を手元に残したい」

などです。

同じ物件でも、何を優先するかによって検討すべき条件は変わります。

そのため、査定を依頼するときは「いくらで買い取れますか?」だけではなく、希望する売却価格・家賃・居住予定期間・買戻しの希望なども伝えることで、自分に合った提案を受けやすくなります。

まとめ|買取価格と家賃をセットで比較しましょう

弊社が実際に保有しているリースバック物件を集計したところ、

平均買取価格は約847万円、平均家賃は月額約7.3万円という結果になりました。

平均買取価格と平均家賃から算出した表面利回りは約10.39%です。

ただし、これはあくまで弊社の取扱実績から算出した平均値であり、物件ごとの査定額や家賃を示すものではありません。

リースバックで大切なのは、平均値そのものよりも、

「自宅ならいくらで売却できるのか」

「その場合、毎月の家賃はいくらになるのか」

「その家賃で何年間住み続ける予定なのか」

を確認することです。

リースバック安心館では、物件の資産価値だけでなく、必要な資金額や希望家賃、居住予定期間、将来の買戻し希望なども確認したうえで条件をご提案しています。

「まずは自宅の買取価格と家賃の目安だけ知りたい」という段階でも構いません。

ご自身に合ったリースバック条件を知りたい方は、お気軽にご相談ください。