哺乳類の中で、最も繫殖力が強い動物は何かご存知でしょうか?
それは「ねずみ」です。
こちらではねずみの桁違いの繫殖力について詳しくご紹介します。
計算上では1年間で約10000匹以上に増加する動物
ねずみは計算上では1年間で約10000匹以上も増加するといわれる動物です。
その理由はねずみは、1年間で6〜7回出産があり、1回の出産で6〜10匹程度の子を生むからです。
仮に1月に2匹の親が最大10匹の子を1年間に7回出産し続けると、計算上では55万9,872匹になります。
ねずみとはそれほど桁違いの繫殖力を持つ動物です。
その証拠に「ねずみ算的に増える」や「ネズミ講」という言葉もあります。
ちなみに江戸時代に発明された「ねずみ算」では、1年で276億8257万4402匹になると計算されています。
ねずみは生後3カ月で子を産める動物
ねずみは、生後3カ月を過ぎると子を産むことができる驚異的な繁殖力を持つ動物です。
ちなみに最も早いハツカネズミでは、約2カ月程度で大人になり交配が可能になります。
とても人間の感覚では理解できないほどの繁殖力です。
妊娠期間が約20日程度で子が産める
ねずみの中で最も妊娠期間が短いのは名前の由来にもなっているハツカネズミです。
たった約20日程度で子を産むことができます。
ハツカネズミはその繫殖力の強さを利用して、研究機関でマウスとして利用され人のためにさまざまな研究に使われています。